bibourokurokuの日記

ただ単に私の為の備忘録です^^100%コピペで内容は強烈な事ばかりなので、ほぼ閲覧注意レベルです。コメントに関しては100%スルーなのでお好きにどうぞ^^後内容にが重複する事もあるかも知れないので、その点もご了承下さい。

有害ミネラルが体内に蓄積されやすい理由

有害ミネラルが体内に蓄積されやすい理由

日本人は海外に比べても体内に水銀を蓄積している人が多いと言われます。

たとえば、本来はあるタンパク質には亜鉛が結合すべきところをその枠に水銀が入り込んだり、カドミウムが入り込んだりしてしまい、正常なタンパク質とならないために本来の働きができなかったり、異種のタンパク質が誕生したために免疫が過剰に反応してしまうという事態に陥ってしまいます。

こうして、さまざまな症状や原因不明の疾患となってしまい、根本治療がされないまま、薬物療法になるケースも少なくありません。むしろかなり多いことでしょう。

日本人の多くに水銀が検出されるのは、ほとんどが魚貝類の摂取によるものです。自然界にある水銀であったり、工場排水による水銀が原因であったり、理由はさまざまでしょう。しかし、そもそもなぜこのような有害ミネラルは体内に蓄積されやすいのでしょうか。基本的には多くが排泄されるのですが、どうしても体内に蓄積されてしまいます。

これは元素の周期表を参考にするとわかりやすいです。たとえば、亜鉛(Zn)の縦の列を見ていくと、次のようになります。

30 Zn (亜鉛)
48 Cd (カドミウム)
80 Hg (水銀)

縦の列は性質が似ている元素が並んでいます。つまり、亜鉛カドミウム、水銀は、化学的に性質が類似した元素になります。さらに、電子の数が増えるほど弾力性があり、軟らかい性質を持ちます。ここでは亜鉛は30の原子番号ですが、原子番号=電子の数のため、48の原子番号であるカドミウム亜鉛より軟らかく、さらに水銀は80のためもっと軟らかいということになります。

元素の結合は、軟らかいものどうしが結合しやすく、硬いものどうしが結合しやすいという特徴があります。

一方、酸素(O)の縦の列を見ると、、

8 O (酸素)
16 S (硫黄)

となり、硫黄の方が酸素よりも軟らかいことになります。水銀やカドミウム亜鉛に比べて軟らかい塩基と結合しやすいため、酸素よりも硫黄に結合します。こうして、カドミウムや水銀は、亜鉛よりも優先的に、タンパク質を構成するアミノ酸の一部である硫黄に結合するのです。本来は亜鉛依存の酵素に、カドミウムや水銀が結合してしまえば、当然その働きは失われ、体に不調が出てくるでしょう。

さらに、これらの有害ミネラルを多量に蓄積した人のカラダに、必須ミネラルを摂取しても、これらの有害物質をデトックスしない限りは、吸収されない可能性もあります。

現代の生活では有害物質を100%避けることは不可能です。そのため、今一度ミネラルの重要性を考え、さらに家庭でできるデトックスも生活に取り入れる必要があるかもしれません。その解決策はやはりまずは食事内容と生活習慣の見直しといえるのではないでしょうか。