糖質三昧でも 癌にならない人がいるみたいなんですが・・
糖質三昧でも
癌にならない人がいるみたいなんですが・・
どうなんでしょうかあ~?
さあ、今日は、
そんな人を分析してみよう!
質:糖質三昧でも、
癌にならない人が
いるようなんですが、
どうなんでしょうか?
H:まずは当たり前だけど、
癌になる前に
糖質三昧だと、
動脈硬化由来の
脳卒中や心筋梗塞。
あるいは、
免疫力低下由来の感染症で
旅立つ人も多いですね。
質:そう言う人が、
もっと生きてたら
癌になった可能性が
高いということですね。
H:そう。
実は、動脈硬化由来の疾患で
旅立った時ですら、
既に検査等では
見つからない癌が
芽生えていたという可能性も
あると思うよ。
質:なるほど、では、
そういった人以外では
どうでしょう?
H:まず、その手の人で、
追加インスリンの分泌が
脆弱な場合は、
臓器の上皮細胞のブドウ糖に対する
感受性が鈍いタイプの人だろうね。
そう言う人は、
高血糖が持続するから
癌にならずに、
まず、糖尿病になる。
質:糖尿病になったあとは、
どうでしょう?
H:糖質制限を行えば、
糖尿病も改善するし、
合併症も起きない。
しかし、
糖質制限をしないと、
糖質摂取と、
インスリンの影響で、
上皮細胞における
ブドウ糖の取り込みと
解糖系が
亢進するから
やがて癌になる。
(その前に、重篤な合併症で旅立つこともある)
質:やっぱり、
糖尿病が先にくるだけで、
糖質食ってたら
臓器の上皮細胞の
ブドウ糖の取り込み
解糖系の亢進で、
癌になるんだね。
H:そうだね。
ぶっちゃけて言えば、
糖尿病になることで、
癌になるまでの
時間稼ぎをしているような
感じかもしれないね。
道草食ってから、
癌になるという感じだね。
でもね、
糖質三昧は癌あるいは糖尿病に
収れんするというのが
糖質三昧の成れの果てなんだな。
でも、
糖尿病にもならなく、
癌にもならないような人も
稀にいるんだよ。
質:興味深い。
どんな人なんだろう?
H:まず、臓器の上皮細胞の
ブドウ糖に対する感受性は
そこそこある。
追加インスリンの分泌も
それほど脆弱ではない。
だからそれなりには太るけど、
肥満体にはならない。
追加インスリン分泌による
ブドウ糖を脂肪酸合成で処理する方法と
臓器の上皮細胞のブドウ糖の取り込みが
おこなうブドウ糖の処理が
絶妙なバランスで均衡している
稀なタイプだね。
さらに、
疲弊した特定の臓器がないから、
特定の臓器の上皮細胞に
ブドウ糖の取り込みが
集中しないんだよ。
まんべんなく臓器の上皮細胞を
平均的にブドウ糖代謝に利用している。
質:うーん、
そう言った人は、
俺の想像だけど、
ストレスを抱えたり、
過労や暴飲暴食や
徹夜や夜更かしなんかは、
しないタイプなんでしょうね。
特定の臓器に負荷をかけない。
H:その通りだね。
あんまり欲張ったり、
頑張り過ぎたり、
無理をするような人ではないね。
質:結局は癌体質というのは、
その人の体質だけではなく、
心のベクトルも影響してくるんだね。
H:その通りだね。
昔から、
病は気からというけど、
結局、その「気」というのは、
突き詰めて言えば、
「自律神経」に収斂するんだよ。
交感神経亢進気味の人は、
結果的に、
臓器の上皮細胞における
ブドウ糖の取り込みが亢進して
結果的に解糖系も亢進する。
皮肉にも、
癌体質の王道を行くことになるね。
癌気質と癌体質は
お互い影響を与えあっている。
H:でも、糖質三昧で、
癌にならない人は、
本当に稀で、
そういう人でも、
高齢になると、
どこかに小さな癌が、
見つかったり、
精密な癌検査などの機会が
なかったから
癌を見つけられなかった
だけなんだ。
さらに、
糖尿病の病名はつかないけれど、
ほとんど、
境界線型の糖尿病になっているんだよ。
癌が顕著に露呈する前に、
感染症や動脈硬化由来の疾患で
旅立っている。
そう言う感じなんだよ。
質:なるほど、
やっぱり、
人間ってのは、
糖に勝てない。
糖質三昧は
結局は死への近道ということなんだね。
H:健康の基本は
本当に単純で簡単だよ、
糖質摂取を
しないことに尽きるんだよ。
こんな簡単なことが、
みなさん
できないんだね。
人間やってる限り
糖質食ったらだめだね。