【 砂糖業界が 油を悪者にした!? 】
この研究結果からすると 現代の栄養学は根本的に間違っている可能性を大いに含んでいることになります。
1960年代の研究から砂糖から受ける影響を軽く見せたい砂糖業界はハーバード大学の研究者に賄賂を渡し 糖分は良くて 脂肪が悪いという研究結果や論文を書かせていたことが分かりました。以後50年近くに渡り 低脂肪で糖分が多い食事が多くなり現代肥満の大きな理由になっています。
今回発見された文書には、ハーバード大学で栄養学科の学長を務めていたステアー氏に印象操作を求めた上、さらに、同学科のメンバーであったヘグステッド氏とマクギャンティ氏を業界関係者に引き合わせたそうです。
そしてその三人を核に「プロジェクト226」という研究プロジェクトを立ち上げ、「砂糖は悪くない 悪いのは脂肪である」という論文や研究結果を量産していきました。
そしてその代わりに6500ドル 現在の日本の金額に換算して500万円程度を受け取っていたとのこと。
その後も何度も執拗に「原因は脂肪である」病気を治すのには「脂肪は減らすこと 減らせば病気が治ることは明白である」と主張し続けた結果、その他の科学者も砂糖を疑う余地もないほどだったとか・・・。事実1980年当時公開された「アメリカ人のための食生活指針」では、欠陥や心臓の病気を防ぐためには「脂肪やコレステロールの摂取を控えること」と書かれているくらい。
元々1950年代から1960年の研究では、砂糖が肥満や様々な疾患の原因となる可能性を指摘していたのですが、1960年代から方向性が変わってきてしまったとのこと。
それにしても500万円程度で これほど長く砂糖を保護し 脂肪を悪玉にしていたとは驚きですね。
近年は 食べ物でコレステロール値はあまり変化しないことも分かってきていますし、今回の発表で腑に落ちた方も数多くいらっしゃると思います。