bibourokurokuの日記

ただ単に私の為の備忘録です^^100%コピペで内容は強烈な事ばかりなので、ほぼ閲覧注意レベルです。コメントに関しては100%スルーなのでお好きにどうぞ^^後内容にが重複する事もあるかも知れないので、その点もご了承下さい。

医療が医猟

<正しい終活>
お迎えが来ないね~ と言う人も多い。
が、そういう言葉が発せられなくなってもなお、管だらけになって天国に行けない人がいる。

日本は安楽死を認めていないとしていますが、医療が医猟になってしまい、「医療費削減目的での病人、障害者、高齢者への差別に繋がる」と言う建前で、尊厳死(過剰な治療を拒否し自然死する事)を認めていませんでした。 現実的には財布が枯れるまで病院が搾取するのが通例になっています。

世界一の超高齢化社会なのに、本来必要な話の「社会貢献出来ない人間や不利益を与える人間は生きる価値が無い」と言う姥捨て山的な価値観を助長する危険性があるためとして議論すらされていません。

尊厳死よりポジティブに、薬を自分で飲む日本で言う自殺幇助を含めた「安楽死」が認められている国は、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スイス、米国の一部です。 俺って生きてる価値無いよな・・・そんな甘えた人が居たら、ベルギーなどでは未成年者でも精神病などで苦しむならパスポートを手に入れ航空券を買って行けば、安楽死を選択できるよと教えてあげましょう。

自殺幇助を除いた治療中止による「尊厳死」が認められている国はと言うと、米国全土・英国・デンマークフィンランドオーストリア・オランダ・ベルギー・ハンガリー・スペイン・ドイツ・スイス・シンガポール・台湾・タイ・カナダやオーストラリアの一部となっており、実質的には欧米の殆どが尊厳死を既に認めています。

他にも法的に明文化していないだけで、尊厳死に近いものが認められている、黙認されている国が殆どです。そもそも、尊厳死について真剣に考える機会があるのは医療制度が整っている先進国だけです。そうでない後進国などでは「医療費が払えない」というケースも多く、尊厳死以前に「自然な死を迎えるのが当たり前」という状態です。 ある意味、尊厳死とは贅沢病の一種なのです。

厚生労働省も2007年に発行した「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/dl/s0521-11a.pdf
に、死に貧した患者に対する治療についての指針を遂に出しました。ガイドラインの中では、安楽死に近いプロセスが可能な逃げ道が用意されています。
全ての医師がガイドラインに従っているわけではないですし、終末期医療は病院のドル箱、場合によってはひたすら延命を図る昔ながらの病院もあるのが現状です。
そこで「安楽死させてくれますか?」なんて聞いても「大丈夫ですよ」と答えてくれる病院はありません。しかし、呪文である「十分な緩和ケアが受けられますか?」とか、「終末期医療の方針はどうなっていますか?」という質問を良い病院ですれば、望む事は可能です。是非、病院を選ぶ際にはこうした終末期医療の方針についても考えてみると良いかもしれません。

<終活>
きちんと家族と話しておく、遺言を書いておく。
そして、臓器提供カードと同じく
フォトの様なカードを持って、自分の意思に合う病院を決めて置くのは大切です。 惚けたり重い病気で意思表示が出来なくなっても・・・多くの場合目は見えるし耳も聞こえるし痛みに苦しむのはあなたですから。。。

カード発行は日本尊厳死協会
http://www.songenshi-kyokai.com/living_will.html
http://www.songenshi-kyokai.com/question_and_answer.html
等があります。