bibourokurokuの日記

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放射性物質トリチウム対策

 

岐阜県土岐市で3/8(水)より重水素実験が行われるそうですね。今回は約4か月間のようです。この実験を行う研究所は、住民向け説明会で安全性を強調しているそうですが、そうは言ってもやはり不安です。

重水素実験では核融合反応によって、放射性物質トリチウム中性子を発生します。放射性物質トリチウムは「三重水素」のことで、水素の放射性同位体です。これは、よく生体における栄養素成分の追跡を調べるときに、水素の部分をトリチウムに置換して使われています。

放射性物質トリチウム半減期が12.3年で、生体から完全に消失するのに約50年ぐらいかかるといわれています。その危険性については、実は賛否両論です。プルトニウムなみに危険であるという人もいれば、比較的毒性が少ないという声もあります。いずれにしてもトリチウムの怖さは、生体内で蓄積されたときにヘリウムに転換する際に発する放射線です。(トリチウム福島原発でも問題になっている廃棄物の一つです。)

トリチウムは水素の同位体ですので、細胞内にも入りやすく、核の受容体に届くこともあります。そうすると、ヘリウム変換されたときに発する放射線ミトコンドリアや核内遺伝子を傷つける可能性が当然あります。その場合、発がんする可能性があります。

生体内のトリチウムに対する特異的なスカベンジャー(除去剤)は今のところ不明です。しかし、放射性物質対策でいちばん肝心なことは、活性酸素を抑えることです。体内には、活性酸素を抑制する酵素があります。スーパーオキシドを除去するSOD酵素、この活性には亜鉛、銅、マンガンのようなミネラルが必要になってきます。また、過酸化水素を除去する酵素カタラーゼは鉄に依存します。同じく過酸化水素を除去するグルタチオンペルオキシダーゼはセレンというミネラルが必要です。よって、これらの活性酸素には十分なミネラルを摂ることが必要となってきます。

ところが、放射線が生成する活性酸素の多くがヒドロキシラジカルという猛毒の活性酸素です。これを確実に除去する酵素は生体にはありませんので、外から抗酸化物質を摂取する必要があります。ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、ポリフェノール、αリポ酸、CoQ10などです。これらを意識して摂取するといいでしょう。

また、放射線の影響を受けやすい組織は、一般に細胞分裂の周期が短い細胞です。具体的には腸粘膜、骨髄、リンパ組織などです。腸の修復にはビタミンA、ビタミンD亜鉛、そしてグルタミンなどのアミノ酸が必要となってきます。さらに味噌などの発酵食品、だし汁、そして水溶性食物繊維で腸内環境を整えていくのが重要となってきます。また、粘膜や上皮組織は代謝の盛んな組織ですので、ビタミンB群、マグネシウムも意識して摂取してください。そして、腸を空っぽにする時間も必要です。骨髄については、ビタミンK、ビタミンDマグネシウムが必須です。

以上まとめると、いかなる放射性物質でも、まずは活性酸素を抑えることがポイントになります。それには抗酸化物質と十分なミネラルが必要です。さらに、放射線からダメージを受けやすい組織には、修復するためのタンパク質、そして脂溶性ビタミン、亜鉛マグネシウムが特に重要となってくるでしょう。

まずは、栄養と食事でこれらの対策を検討してみてください。日々の食事が体の防御機構をより強くします。